rollingcradle

KIM EATERのセルフライナーノーツ

2011 年 12 月 26 日 月曜日

もう皆さん聴いてもらえたでしょうか〜PSYCHO FOOD EATERS「FOR “FUN”TASTIC!!」

pxfxe_2nd1

Vo.KIM EATER が、セルフライナーノーツを書いてくれましたよ!!

なかなか面白いのでロリクレBLOGにもあげちゃいます。これ読んでもう一度デカイ音で聴いてみてください。

楽しさ315倍っすよ!

01
この曲はPxFxEにとっては本当に大切な曲。って、分かりやすいくらいやり続けてるからね。正式音源前の”PxFxE LAST SAMPLER”には入ってるけど、1stにも入れずに、ずっとやり続けるには理由がある曲で、”知らなくても騒げる真髄、yeah,yeah、wow,woh、lalala、nanana”の方程式が始まるきっかけになった曲ですね。タイトルのJERRY ONLYは俺にとってのヒーロー、MISFITSのベースボーカルの名前です。やり続ける事の難しさや苦悩、そして存続していくことの大切さを唄ってるんですねぇ。

02
これは、さっきも言っていた通りの真髄を今のPxFxEで事余すことなく詰め込んだ、現時点でのPxFxEのメロコアです。
とにかく、ビートもパターンもガチャガチャ詰め込んで、接着剤でドーン!みたいな。例えるならば、子供が家にある物(ティッシュの空箱とか、その辺にあるような物?笑)で、ロボット作るような感じ!なんじゃこれっ!…みたいな。
でも、それは大人じゃ出来ない面白みがタップリ詰まってるんですな。それが感じれる曲です。難しいこと考える前に完結してくれます!
俺的にはFOR “FUN”TASTICの裏リード曲です。

03
今回のミニアルバムのリード曲ですね。前にもブログで書いたんですが、色んな想いが詰め込まれた曲です。
本当に一番何も考えずに作った曲と言えばそうだし、一番考え込んで作った曲と言えばそうだし、伝わるかなこの感覚。
とにかく、今考えると導かれたかの様に出来た曲かな。
まず、REVENGE OF GREENMUTANTっていうのは、Tシャツのデザインが先だったし、そのデザイン見てこのテーマ曲が作りたいって思ったのが始まり。ホラーパンク直系のって感じで一回作ったら、ただのパクリみたいなってボツって。洋楽っぽいクラシックホラーやミステリーのテーマ曲みたいのやってる人多かったから、俺らは誰もやらなそうな、純和風な妖怪アニメのエンディングみたい感じでってテーマが出来たら、すらすら出来た。
まぁ実際には、その時苦労してたと思うけど、今思うと不思議です。歌詞もアメリカのことわざから引っ張ったり、自分じゃ出来ない感じられない発想を盛り込んだというか、周りにもご指導いただいた部分も多々ありましたね。もう、大喜利みたいな感じ!
今でも、実はドラマ妖怪人間ベムの主題歌はREVENGE OF GREENMUTANTだったんじゃないかと、わたくし個人的に勝手に思っております。笑

04
制作の段階でコンピに入るFANTASTIC POW!!を除いて、一番最初に出来てた曲です。というか、もうMINORIワールドですね。
歌詞のインスピレイションもMINORIと話をしてて自然に固まった感じ。それをNISSYが発想を持って100倍にしてくれた感じ!今回のミニアルバムに限っては全部そうと言っても過言ではありません。怒られても是非、爆音で聴いて欲しいです。

05
多分、現在PxFxEでプレイしてる中で、Russianmonkey Strutと並んで最古の曲ですね。
スゲー前に作ってもこの曲だけは褪せない感じがあって、今回のミニアルバムに入れるかでは少し揉めたのですが、やっぱ入れて良かった。曲のアレンジはもちろん、歌詞の翻訳のニュアンスも微妙に変えて、堂々披露です。

06
元々インストをやろうって話があって、だったらサイコフードのテーマみたいなのをやろうって感じで始まった曲なんですな。俺の中ではインストと言えばガレージパンクやパブロック。そしてサーフガレージみたいな。そういうイメージがあったんだけど、それをPSYCHOな感じでMINORIが消化して出来た曲です。
とにかく、スラップがクソかっこいい!って自分で言ったら本末転倒ですが、IRUKAのスラップが一番自然にいい感じでハマっているとこが好きなんですねー。ライブではどうこの曲を出すのかをお楽しみです!

07

今回のミニアルバム収録の旧曲の中でHORROR SHOWが暗ならRussianmonkey Strutはバカです。明ではありません。バカです!この曲は本当にライブで楽しんで欲しい!何も考えずに。笑
それがナイスでーーす!に繋がります。
因みに、この曲はお笑い芸人ロシアンモンキーの出囃子として、依頼されて作った曲。今も使ってるかは定かではありません。

08
今回のカバー曲。ミニアルバム制作企画段階で全然カバー曲を何にするかが決まらず、あーでもないこーでもない話してて、個人的には昔からやっていたカバー、THE DICKIESのサイモン&ガーファンクルのThe Sound of Silenceをカバーをカバーしてたので。。。要は厳密に言うとカバーのカバーですね。ややこしくてすみません。笑
それが自分の中で、ほぼ決だったんですが、その時ちょうどKICK ASSのDVDが出たばかりで観たわけですよ。したらTHE DICKIESの名カバーBANANA SPLITSにのせて、痛快な暴れっぷりをみせるHIT GIRLちゃんがいるではありませんか!これしかねぇだろ!って感じで決定!PxFxE調にお料理させていただきました。
因みにBANANA SPLITSはTHE DICKIESのファーストのボーナストラックに収録されているんですが、BANANA SPLITSの前のトラックがThe Sound of Silenceでした。笑
灯台下暗し!
曲の方はホーンには豪華に浅草ジンタ先輩から、シーサーくんとミーさんに参加していただき、ゲストコーラスに分かる人には分かる、ex SHACHIのタケさんが入っております。このフレーズをゲスト入れするのは、ストンピンバード以来二度目だそうです。
あざす!先輩!

09
今回のミニアルバムFOR”FUN”TASTICで一番のチャレンジだったこの曲。PxFxEなりの緩いミドルバラードで、日本語のラブソング。笑
そんなの今まで作ろうとも、思考にかすりもしなかった発想だったけど、スゲーいいのが出来ました!
聴きどころはもちろん、IRUKA先生の綺麗なコーラスワーク!いや、大マジで!
今までシャウトしかしてこなかったから本当に新鮮。新しいエッセンスもそういうところから感じられると思います。

10
FOR “FUN”TASTIC 最後を飾るのは、the ninth apolloの10周年コンピにも収録されていた、FANTASTIC POW!!
厳密に言うと、前回の1st ミニアルバム以来、一発目に出来た新曲。PxFxEのストレートパンチ。みんなで大合唱したい曲です。
もちろん思い入れもありますが、このPOW!!という言葉から2011年、色々始まった様な気がします。特に俺らはライブで楽しむために、曲を作りをしているという発想は前からあったけど、こういうことを厳密に伝えたかったり、やってみたかったりと考えて曲作りに向き合ったのは、この曲からです。
このミニアルバムを通して、”楽しみ”いわゆる”FUN”の喜怒哀楽を少しでも感じていただければ、最高です。
POW!!は何の意味も無い言葉ですが、何かを感じた時にPOW!!と叫んでみて下さい、囁いてみて下さい。なんか自然と笑みがこぼれるような感覚になります。笑
俺だけかな?

11
ものすごく残念なことに、伝わってない人が多いようなのでシークレットトラックのことを説明します!
聴いた人は分かると思うけど、Tequilaのテーマのカバーが入っています。
タイトルは”5 Tquila”。何故Tequilaの前に5が付いているかというとですね。31トラック目にこの曲は入ってるんですが、コンポやプレイヤーの表示上ではトラック数後にカンマが付くのですね。
.←これです。
ということは、合せてみると。。。。31.5 Tequilaになるわけです!
裏設定というのは、いわゆるこういう事です!まだまだ、隠された秘密探してみてください!笑

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